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そう思っていませんか? 恥ずかしながら私も各種脱毛機器の検討を行うまではそう思っていました。 |
かぶれ 巻き爪
アトピー性皮膚炎
じんましん、乾癬
白斑、水虫、爪水虫
男性型脱毛症
円形脱毛症、ほくろ・いぼ・皮フの腫瘍、やけど
まず光脱毛の原理から
光はその波長によってへの吸収度が異なります。光脱毛は黒(メラニン)にきゅうしゅうされるはちょうのひかりをたいりょうにあてることによって、その周囲の毛穴の組織を破壊し、毛が生えないようにする技術です。
光はその波長によって物質への吸収度が異なります。光脱毛は黒(メラニン)に吸収される波長の光を大量に当てることによって、毛およびその周囲の毛穴の組織を破壊し、毛が生えないようにする技術です。この原理からいうと同じメラニン色素のかたまりであるシミが取れるレーザーなら脱毛もできる気がしますね。実際そのような効果が期待できますが、ヒフがやけどをしないように安全に、かつ細い毛まで確実に脱毛していくとなるとそう簡単にはいきません。
安全、確実、効果的な脱毛の条件とは?
少し話が難しくなってしまいますが、これらを満たすためには、適切な波長、出力、パルス幅、さらに強力な冷却装置が要求されます。
@波長
毛に含まれるメラニン色素を破壊するためには700〜900nmの波長の光が最適です。これを満たすのはアレキサンドライトレーザーやダイオードレーザーさらに700nm以下の波長を除去するフィルターを装備したフォトフェイシャル機器になります。
A出力、パルス幅
この二つは密接に関連していますので、まとめてお話します。
花壇に水をまくことを想像してみましょう。同じ10リットルの水をまく場合に、バケツをひっくり返したようにまく場合と、ほんの1滴ずつしか出ないホースで与える場合です。前者の場合は周りの庭にまで水があふれてしまいますし、後者の場合は水をあげるそばから蒸発してしまって意味がありません。脱毛の場合でいえば、あまり短時間に集中させると熱が高くなりすぎて毛穴の周りがやけどを起こしキズになりますし、長すぎると周囲に熱が逃げてしまってうまく毛を撃退できません。あくまで適当な量の水を(出力)を適当な時間をかけて(パルス幅)をかけてあげることによって十分な効果を得ることができます。
B強力な冷却装置
以上3つの項目を満たせば毛に含まれるメラニンとその周囲の毛を作る細胞は破壊できますが、忘れてはならないのはヒフの表面にもメラニンがあることです。ヒフの表面はあくまでも保護しておかないと、毛は抜けたけれどヒフはやけどしたということになります。そのためにはヒフに直接接触して冷却する「コンタクト・クーリング」が必要です。
一昔前、これらの必要事項を満たしていたのはルミナス社のダイオードレーザー「Light Sheer」で、抜群の脱毛能力を持っており、現在でも多くの施設で活躍しています。ただしこの装置は毛穴の周りの温度が上がりすぎるため痛みが強いのと、連続して照射すると表面の温度が上がってヤケドする事があるのが欠点でした。当院では皮膚に接触する部分が十分に冷却されないと光が発射されない世界初の技術を搭載し、かつ毛穴のまわりの温度も上がりすぎないため痛みが非常に少ない「P-NAIN」というシステムを使用しています。この技術は単一施設として脱毛実績日本一である渋谷高橋医院から直接導入した設備です。
少し前までは学会においてさえ、「いくらがんばっても2〜3割の毛は残ってしまいます。完全脱毛はありえないので減毛と断っておいたほうがいいですね」と公然と言われていました。これは単に上記の要件を満たしていなかったため十分な出力を確保できなかっただけなのです。
余談になりますが、私は以前勤務していた病院で、C社の脱毛用アレキサンドライトレーザーを使用していました。この機械は今でも各医療機関で汎用されていますが、当時から脱毛効果が低い(毛がのこる)ように思えてなりませんでした。これはこの機械が前にも述べた強力な冷却装置を装備していないことから、皮膚のヤケドの危険を避けるためメーカーが低めの出力で当てるよう医療機関を指導していたからです。しかしなぜそのような装置が大きなシェアを占めているかというと、その作業効率のよさからです。1人当たりにかかる時間は当院の機械の5分の1程度です。つまり同じ時間で5人分の脱毛が行えます。慣れている機械であったため迷いましたが、効率よく短時間で処理できたとしても結果が悪ければ仕方ありませんので、必要事項をすべて満たした機械を採用しました。したがって脱毛に当たって、他の施設よりお時間をとらせることになりますが、ご了承いただければ幸いです。